無知も強いコンテンツになるのかも
毎日平日7時に更新するブログ。今日のテーマは「無知も強いコンテンツになるのかも」。今朝の漫画は「波よ聞いてくれ」です。
無知こそがパワー?
何も知らないってことが強力なコンテンツになることってありますよね?
例えば昔、おバカキャラの芸能人がクイズ番組で的外れな答えをするのが流行っていました。
多くの人が知っていることを知らないと言うのは、いわゆる天然でハズしている状態な訳です。
最近だと、かまいたちの漫才で「トトロを今まで一度も観たことがない」と言うのが凄い価値がある!と熱弁するネタがありました。あの漫才を観て、確かに知らない状態も一つの価値になるなと感心しました。
例えばですけど、麻雀を全く知らない漫画家に麻雀の漫画とか描いてもらったら面白そうじゃないですか?
要は「見せ方」と言うことになりますが、もし自分が何も知らないなら、焦って情報を追うだけでなく、それはそれで面白いコンテンツを作れるかも?と思うと良いかもしれないなぁと思いました。
今朝の漫画「波よ聞いてくれ」
今朝の漫画は「波よ聞いてくれ」です。
ギャグ漫画?に属すると思うんですが、笑いが大人の不真面目って感じで、ツボに入ると死ぬまで笑い続ける呪いにかかります。
舞台は北海道サッポロ。主人公の鼓田ミナレは酒場で知り合ったラジオ局員にグチまじりに失恋トークを披露する。すると翌日、録音されていたトークがラジオの生放送で流されてしまった。激高したミナレはラジオ局に突撃するも、ディレクターの口車に乗せられアドリブで自身の恋愛観を叫ぶハメに。この縁でラジオ業界から勧誘されるミナレを中心に、個性あふれる面々の人生が激しく動き出す。まさに、波よ聞いてくれ、なのだ!
「銀魂」のツッコミとかが好きな人には合うんじゃないのかなぁ。
この作者の沙村 広明さんは、「無限の住人」と言うそれはもうシリアスでちょっとエグめの漫画が有名で、僕もそれを読んでいたから、この「波よ聞いてくれ」を読んだ時にはギャップに混乱しました。こう言うの描きたかったのか?と思ったりして、そのギャップも面白かったです。
馬鹿笑いと言うよりは、ふっふっふと笑いたい方は是非読んでみてください。
iPad買った
毎日平日7時に更新するブログ。今日のテーマは「iPadを買った」。今朝の漫画は「ふたつのスピカ」です。
iPad買ったぞ
とうとうiPadを買いました。
イラストを描くことがメインなので、一番シンプルなやつです。
これでデジタルでイラストを描くことができます。
イラスト頑張るクラブでも、どんどん練習を載せて行こうと思います。
なぜイラストを描くのか?
絵を描くのは、描きたいと思ったからです。
漫画も描いてみたいし、自分が作ったサービスのデザインやイラストも自分で描いてみたい。
そう思って行動を起こすのは、何歳からでも良いはずです。
絵が好きな人は小さい頃からずっと描いているのでしょうが、自分にとっては30代からスタートでも全然オッケー、すごく上手くなりたいなと思っています。
と言うことで、イラスト頑張ります!
今朝の漫画
今日の漫画は「ふたつのスピカ」です。
西暦2010年、日本初の有人宇宙探査ロケット「獅子号」は市街地に墜落して多くの死傷者をだす惨事となった。事故で母親を失った少女「アスミ」は事故機のパイロットの幽霊「ライオンさん」と出会い、宇宙飛行士を目指すようになった。
宇宙に関係する漫画だと今は「宇宙兄弟」を最初に思い浮かべる人が多いかもしれませんが、この「ふたつのスピカ」は、宇宙兄弟と並ぶ最強の宇宙漫画です。 アニメにもなりましたし知っている人も多いでしょう。
まず一巻だけ読みましょう。すると、不思議なことにあなたは全巻読んでいるはずです。
私が読んだ当時は連載中だったので(今は完結)続きが気になって気になって、もぉー仕方がなかったです。何でこんなに人を惹きつけるキャラクターがいるのだろう?と本気で考えていました。
宇宙と漫画はなぜか似合います。
ぜひ手にとって見てください。
エラーは友達
毎日平日7時に更新するブログ。今日のテーマは「エラーは友達」。今朝の漫画は「バオー来訪者」です。
エラーは友達
キャプテン翼の名ゼリフ「ボールは友達」がありますね。
サッカーを上手くなるために翼くんが実践していました。
翼くんを見習って私は、プログラミングでは、「エラーが友達」と言いたいと思います。
プログラミング初心者は、エラーを出さないように気をつけると思いますが、エラーは解決策を教えてくれたり、糸口になるので全く恐れる必要がありません。
と言うより、ある程度プログラミングに慣れてくると、「エラーからスタート」くらいな感覚です。よっしゃエラー潰すかって感じです。
と言うことで、プログラミング初心者の方は、是非「ボールは友達」よろしく、「エラーは友達」と言う気持ちで取り組んでみてください。
ボールもエラーも、ときどき思いっきり蹴り飛ばしたくなると言う共通点もありますしね。
今朝の漫画
今朝の漫画は「バオー来訪者」です。
ジョジョの奇妙な冒険でお馴染みの荒木飛呂彦の、ジョジョ以前の短編漫画です。
昔の漫画ですが、ジョジョが好きな人は是非読んでおいて欲しい漫画です。
と言うのも、ジョジョの原型とも言えるような要素がたっぷり入った作品だからです。
私がこの本を最初に読んだのは随分前ですが、あまりの衝撃に何度も読み返したのを覚えています。
まず、「バオーって何?」と言うことですよね?タイトルだけで惹きつけられます。
実は、こう言った読者の注目を集める工夫は「荒木飛呂彦の漫画術」の中で計算され尽くしたものだったことが明かされるのですが、当時の私はまんまとハマったのでした。
タイトルで「?」となった皆さんのために、ストーリーはあえて書かないようにしましょう。
バオー来訪者、オススメです。
アプリは世界を狙っていくぞ
毎日平日7時に更新するブログ。今日のテーマは「アプリは世界を狙っていくぞ」。今朝の漫画は「ボールルームへようこそ」です。
英語圏をターゲットにしたアプリ作りを考えてみた
先日の記事でも書きましたが、今年はアプリを作ります。
それで、せっかく狙うなら世界だな!という感じで、海外をターゲットにしようと思っています。
しかし、世界で闘えるアプリって何だろう?と思うわけです。
すぐに思いつくのはゲームですね。
今、ハイパーカジュアルと言うジャンルがスマホゲーム業界にはあるようで、一言で言ってしまえば「シンプルで誰でも遊べる楽しいゲーム」と言う感じです。
ゲームによって言語の壁を超えるので、ターゲットは全世界です。
ただ、これってめちゃくちゃライバル多いですよね?
企業もどこもかしこもこの市場を狙うでしょう。
ここを狙うには難しいかなぁと思いました。
日本の市場は縮小するが、日本語の市場は拡大するのでは?
これは私が強く持っている仮説の一つですが、「日本」は人口が減っているので市場は縮小して行きますが、逆に「日本語の市場」は拡大するのではないか?と言うことです。
今って、ネットフリックスやアマゾンプライム、グーグル翻訳などによって、言語間のハードルがすごい勢いで下がっていますから、その作品が作られた国の言葉を覚えようとする人って増えていると思います。
特に日本は訪日外国人も増えているので、日本語に触れたいと考える英語圏の人は今後も増えるのではないか?と言うことです。
加えて、日本のアニメーションは海外で人気ですから、日本人は減るけど、日本語自体のネットの流通量(テキスト量)は今後も増えるはずです。
となると、日本をよく知る日本人の私はかなり有利な市場で勝負できるのではないでしょうか。
しかも日本人は海外にコンテンツを発信する人が少ないので、ライバルも少ないでしょう。
と言うことで、今作ろうとしているのは、ズバリ、日本コンテンツです。
日本のコンテンツを英語圏の人に発信する感じです。
第一弾は「美しい日本語365(The beutiful Japanase words 365)」を考えています。
1日1ワード365日、日本人が美しいと感じる言葉を英語で紹介するアプリです。この「日本人が」と言うのが肝ですね。
なぜこのアプリかと言うと、わたしのスマホアプリの開発技術がまだ稚拙なので、テキストベースにしたい。など苦しい台所事情が絡んでいます笑
また、この毎日何か一つ新しいコンテンツをユーザーに提供する仕組みが、なかなか応用が効きそうかなと思っていて、その部品を作りたいという考えもあります。
このブログでも開発過程は書いていくかもしれません。
(ちなみに、メモ英は、一足先に英語対応をしました。これで日本語を勉強したい外国人も使えるアプリになりました。)
今朝の漫画
今朝の漫画は「ボールルームへようこそ」です。
社交ダンスの漫画です。
俊英が贈るダンススポーツ青春譚、開幕! その一歩(ステップ)で僕は変わる――。平凡な中学生、富士田多々良(ふじた・たたら)は将来の夢も特に無く、無為な日々を過ごしていた。そんなある日、謎のヘルメット男に出会った多々良は訳もわからず連れ去られてしまう。男が向かった先は……何と社交ダンスの教室だった。ダンスの世界に一歩を踏み出した多々良の日常が、みるみる変わり始める――!! 剥き出しの才能が描く“ボーイ・ミーツ・ダンス”!! 踊り手の魂が交錯する舞踏室(ボールルーム)で繰り広げられる、激アツ! ダンスストーリーに酔いしれろ!!
上記はアマゾンの紹介文ですが、これが全てって感じです。
ストーリー展開、漫画のイラストと共に、とにかく勢いが半端ないです。
どんどんストーリーに引き込まれていきます。
テーマは社交ダンスですが、内容は少年漫画の王道を地でいっていて、途中からまるでバトル漫画を読んでいるような錯覚に陥ります。
ぜひ社交ダンス漫画だからと選り好みせずに読んでください。
ボールルームへようこそ(1) (月刊少年マガジンコミックス)
「簿記系YouTuber ふくしままさゆき」の簿記のレッスンが最高にわかりやすいから激推ししておく
簿記の勉強を始める
去年から個人事業主になったので、確定申告の準備をしようと思ったんですが、会計ソフトのサービスを使っても自分が何やっているのか全然わかりません笑
確定申告自体はツールのおかげで何とかなるのですが、自分が何をしているのか完全にわからない状態はいかんと思いました。
と言うことで、簿記の勉強をすることにしました。目標は自分の確定申告のやっていることがちゃんと把握できることです。
それで、色々探した結果、タイトルの「簿記系YouTuber ふくしままさゆき」にたどり着きました。
簿記に関する動画と、アマゾンで本を出されています。
以下はアマゾンの著者紹介です。
【著者紹介】
会計学専攻(修士) 学生時代に米国公認会計士取得。
社会人になり公認内部監査人試験合格
東証一部・ニューヨーク証券取引所の両市場上場の日本企業経理部で経理実務、
国内大手監査法人国際部にて会計監査・内部統制コンサルティングに従事。
その後独立し、経理コンサルティング業を開始。
現在、国内企業にて事務部門統括責任者。
また、大学で会計学を教えたり、監査法人内の新人研修のインストラクターを務めたり、顧客先で簿記や内部統制の勉強会を開催したり、と 教えることの経験も豊富。
仕事の傍ら、外国人に日本語を教えるボランティアをしています。
本書もとくに営利目的というよりも 『こんな本があったらいいな』を実現させたものです。
この人の講義が最高にわかり易いです。他の簿記の教材とかはパラパラ見ただけですが、それらと比べて明らかにわかり易いと感じました。
しかも教本の値段が安い。
私は簿記3級のキンドル本で勉強してますが、何と99円。しかもプライム会員ならプライムリーディング対象なので0円です。
なぜこんなに安いのか…?怖くなるくらいです。
動画→教本の流れ
教本の前に動画を見て、それから教本を読むと言う流れで学習しています。今は1日1レッスンを学習していますが、動画が20分前後、教材も1レッスン20分くらいで読めるで 1日40分くらいの学習時間です。
どんどん確定申告のやっている内容がわかってきて楽しいです。
いやぁ、本当に素晴らしい時代になったなぁと思います!ふくしまさん!ありがとうございます!
【Youtube】
【アマゾン】
ホントにゼロからの簿記3級 『ふくしままさゆきのホントに』シリーズ
今朝の漫画
今朝の漫画は「空挺ドラゴンズ」です。
ドラゴン狩りを生業とした人たちの物語です。
もちろん私たちの現実ではドラゴンはいませんが、この漫画の世界ではドラゴンが当たり前に存在し、空を飛び、時々空挺乗りに捕まって料理されています。
ストーリーは、ドラゴンを追い、狩って、その肉を売って、食う。そこに空挺乗りの日常が混ざり合います。
「ダンジョン飯」など、空想系のグルメ漫画は最近人気のジャンルですよね。
とにかく、存在しない食材なのに美味しそうってのが最高で、「どんなに味なんだろ?自分も食べたい!」とついつい引き込まれてしまいます。
夕食後など(!?)、ゆっくりした時間に読みたい漫画です。
ペンギンのファースト・ペンギンは実は可哀想だった話
ファースト・ペンギンは自ら海に飛び込んでない
動物の知られざる特性を描いた本「LIFE」に、ファースト・ペンギンについて書かれていました。
ファースト・ペンギンとは、陸から、餌をとるために一番最初に果敢に海に飛び込むペンギンのことを言います。
海にはどんな天敵が待ち構えているか分からず、最初に海に飛び込むのはほぼ自殺行為に等しいです。それでも、一番に飛び込んだペンギンは、誰もライバルのいない状況で魚を取ることができます。
つまりハイリスク・ハイリターンな行いです。
この行動から、スタートアップやベンチャーで、新たな市場に挑戦する企業を「ファースト・ペンギン」と呼びます。
ただ、実は、このファースト・ペンギンは、自分から海には飛び込んでいないらしいのです。
先頭集団にいた一匹が、他のペンギンにどんどん押されて落とされているそうなのです(!!)
一匹を落として、その様子を見て大丈夫そうだったら他のペンギンも一斉に飛び込むそうです。
ファースト・ペンギン、かっこいい響きに感じますが、実際は他の人に押されて仕方なくリスクを取っている。そう考えると、なんだか人間社会でも似たようなことがあるなぁと思いを馳せてしまいますね…。
今朝のマンガ
今朝の漫画は「ゆるキャン△」です。
ソロキャンプのブームの火付け役(キャンプだけに)となった「ゆるキャン△」は、アニメも漫画も良いんです。
内容はほんわかストーリー。キャンプを満喫する主人公の女の子たちの様子を読みながら、「俺もキャンプしてー!」と叫ぶ簡単なお仕事です。
漫画に出てくる、キャンプで食べる夕食の美味しそうなこと。早朝の太陽の眩しそうなこと。
どれも素晴らしいです。
と言うことで、皆さんも彼女たちと一緒にキャンプを楽しんでみては?
(現在、1巻がアマゾンプライム会員だとKindle版無料の「プライムリーディング」の対象です!チャンス!)
アマゾンプライム会員がまだの人は入会はここからしてくれると喜びます
初期のファンをスペシャルサンクスみたいに載せる案
ピクサーは制作を支えてくれた社員もエンドロールに載せる
先日、こんなツイートをしました。
Pixarの、エンドロールに事務の人も載せるようにしているという話を聞いてちょっと思った。
— かとのぼ (@katonobo1) January 20, 2020
例えば開発を応援してくれる最初のユーザー100人に1000円くらいカンパしてもらって、開発の過程を一緒に体験してもらい、スペシャルサンクスみたいにずっとサイトのどこかに載せるっていうのはどうだろうか?
ピクサーは、CGアニメーションの会社ですが、製作者以外もエンドロールにスペシャルサンクスで載せるということを、「PIXAR 〈ピクサー〉 世界一のアニメーション企業の今まで語られなかったお金の話」で読みました。
それで思ったんですが、個人開発で、制作したプロダクトの最初のファンに支援してもらって、一緒にサービスを成長させて、そのお礼に映画のエンドロール見たいにスペシャルサンクスのページを載せるというのは良いのではないのかと思いました。
開発50%、マーティング50%
スタートアップの集客問題について研究した書籍「トランクション」では、スタートアップは、どんなに開発スピードが落ちようと、「開発50%、マーケティング(宣伝)50%」の割合で進めるべきだと指摘していました。
開発50%、マーケティング50%の理由は、多くのスタートアップは流入が弱いからです。ここをしっかり掴まないと成長はあり得ません。
この問題は、個人開発でも一緒です。
ですから、もし最初のファン100人に開発の過程を公開し、アドバイスをもらったり、宣伝に協力してもらえば、マーティングの分野の大きな力になるのではないかと思います。
Twitterで教えてもらったのですが、あるゲームでは、クラウドファウンディングで同じような仕組みを使って大きな資金を集めていました。
プロダクトの魅力が高ければ、その作品を一番身近に見たいと思う人は多いのかもしれません。
この案については、今後も掘り下げて行きたいと思います。
ピクサーを上場させたCFOが綴った当事者視点の本「PIXAR 〈ピクサー〉 世界一のアニメーション企業の今まで語られなかったお金の話」【書評】
ピクサー好き、スティーブジョブズ好きには面白いビジネス本
PIXAR 〈ピクサー〉 世界一のアニメーション企業の今まで語られなかったお金の話
この本は、ピクサーを上場させたCFOの視点で書かれたピクサーの物語です。
読んだ私の感想は、ただただ驚く内容でした。
ジョブズは、当社ピクサーをアニメーションの会社だと思わずに買収し、ピクサーをどう扱えばわかっていなかったというのです。
私はピクサーをジョブズが完全手動で作っていった物だと思い込んでいたので、ここにCFO「ローレンス・レビー」の存在が大きかったというのはショックとともに、グイグイひき込まれて行きました。
現実は小説より奇なり
ピクサーは物語を作る企業ですが、そのピクサー自体がとんでもない物語があったことに大変驚きました。
数々のハプニングがピクサーを襲い、綱渡りをしながら、なんとか成功まで到達する過程はまさに映画でした。
ビジネス書だが、読み物としてグッド
ビジネス書としても得るものが多いと思いますが、何より小説のような話なので、読み物としてもオススメできる書籍でした。
皆さんもぜひトイストーリーの誕生の裏側を知ってください。
動物の意外な一面が面白い本「LIFE<ライフ> 人間が知らない生き方」【書評】
サク読みできて面白い、しかもウンチクが手に入る書籍
LIFEは、動物の意外な一面を紹介する本です。
ネコからダンゴムシまで幅広く取り上げていて、構成としてはまずは漫画で動物の面白い生態を紹介、その後解説という流れになっています。
この構成のおかげで、本当に楽しく読めました。
一見、理不尽だけど合理的?動物の生態
この本を読むと、人間には一見すると意味不明な行動が、実がその動物にとっては合理的な行動であるとわかるのがとても面白かったです。
例えば、ダンゴムシが壁にぶつかると右と左交互に曲がるという規則性だったり、ナマケモノが、のんびりと生きている理由などはとても面白かったです。
私が動物のドキュメンタリー番組とかが好きというのもありますが、それでもとても面白い本でした。
トラクション【スタートアップ・個人開発が顧客を掴むための手法が書かれた本】【書評】
先日、個人開発の集客方法に関する議論の時に紹介されていたので読みました。
ちなみに、トラクションのターゲットはスタートアップですが、個人開発でも十分参考になります。
結論から言うと、読んでよかったです。
トラクションとは?
「トラクション」は「地面を掴むことで生み出される推進力」を意味します。
トラクションとは、基本的には顧客需要を表す定量的な「証し」のことです。[最初のトラクションは、]企業向けソフトウェアで言うならば、最初にそのソフトウェアに対してお金を払う2〜3社の顧客であるといえるでしょう。コンシューマ向けのソフトウェアであればその基準はおそらく数万程度のユーザでしょう。(中略)これは最高裁による「ポルノ」の定義と同じです。つまり「見れば分かる」ものなのです。
1章p.3
多くの個人開発・スタートアップは、プロダクトはあってもこのトラクションが足りていません。
トラクションの獲得は、成長を意味します。トラクションを追い求めている企業こそが、スタートアップなのです。
p.4
本書では、トラクション獲得に成功しているスタートアップからヒアリングを行い、その結果、以下のことを明らかにしています。
- スタートアップは19種類のチャネルからトラクションを獲得している
- その中から実際にうまくいくチャネルを一つ発見している。
そして、このような顧客獲得のチャネルを「トラクションチャネル」と呼んでいます。
また、本書では、上手くいくチャネルは予測が困難であると言っています。
そして、実際にテストを実施するまではわからないため、先入観をもたずに全て検討するべきだと述べています。
長くなるので割愛しますが、そのためのフレームワークも考案しており、その説明があります。
19のトラクションチャネル
以下に、具体的な19のチャネルを列挙し、概要を書いてみます。
- バイラルマーケティング ー 既存ユーザの周囲に製品を紹介してもらうことでユーザベースを拡大する手法
- PR(パブリック・リレーションズ)ー 新聞雑誌、テレビなどの伝統的メディアを通して知名度を高める方法
- 規格外PR ー 何かしら普通ではない、パブリシティ・スタント(売名のための曲芸的行為)によってメディアの注目を集める手法
- SEM(サーチエンジンマーケティング) ー グーグルなどの検索エンジンで検索する消費者に対して行うマーティング活動
- ソーシャル/ディスプレイ広告 ー SNS等のニッチなサイトの広告
- オフライン広告 ー テレビやラジオのCM、屋外広告、インフォマーシャル、ローカル広告(チラシ)が含まれます。
- SEO(サーチエンジン最適化) ー 検索エンジンでのキーワード検索結果に自社のWebサイトを確実に表示させるためのプロセス
- コンテンツマーケティング ー 自社のブログ運営
- メールマーケティング ー メールマーケティングは、顧客の維持と収益化を行うとともに、見込み客を顧客に変えるための最も良い方法の一つ
- エンジニアリングの活用 ー マイクロサイトを構築し無料ツールを配布することで毎月何千もの見込み顧客を獲得している企業がある
- ブログ広告 ー 広告を出すブログの選定
- ビジネス開発(パートナーシップ構築) ー 自社とパートナーの両方に利益をもたらす戦略的パートナーシップを構築するプロセス
- 営業 ー 製品をお金と交換するためのプロセスの構築
- アフィリエイトプログラム ー 高いコスト効率で数十万の顧客にリーチする
- Webサイト、アプリストア、SNS ー Webサイトなどの既存プラットフォームに狙いを定める
- 展示会 ー 特定の業界に関連する企業に最新製品を披露するチャンス
- オフラインイベント ー 小規模の「ミートアップ」から大規模なカンファレンスまで、オフラインイベントを開催する、またはそのスポンサーになることは、トラクション獲得の重要な手段になりえる。
- 講演 ー 講演会の活用
- コミュニティ構築 ー 製品、サービスについて情熱的なコミュニティを構築する
これらのトラクションチャネルから、自社サービスにとって効果的なアプローチ方法を選択し、エネルギーを注入するのがトラクションの獲得戦略です。
フレームワークと19のチャネルの理解で、自分のサービスに当てはめて考えられそう
19のトラクションチャネルの中には、よく見聞きするアプローチもあれば、あまり考えていなかった方法もありました。
ただ、これらのアプローチ方法について、しっかり検討して戦略を練ることで、集客方法の可能性が広がると思いました。
自分の個人開発でも早速考えてみたいと思います。
携帯の着信音と当事者意識
着信音について考えてみた
最近ふと思ったんですが、みんな携帯の着信音に昔より寛容になった気がします。
もちろん、映画館とかマナーモードが前提の場所ではNGですが、電車とか、カフェとか、そう言う公共の場所でです。
私の言う昔は、着メロが全盛期の頃です。
あの頃って、電車とかカフェとかで着メロが鳴るとかなり嫌なムードになってました。
少なくとも僕は全然気にしないんですよね。
それで、理由を考えたんだすが、「慣れた」ではないと思ったんです。
だって、もし今Official髭男dismの「Pretender」を誰かがカフェで着メロしたら切れますもん。
当事者意識と想像力
それで原因は、着信音が自己主張しなくなったことと、みんな同じ着信音になったからではないかと思いました。
スマホになってから着信音がみんな同じになりましたよね?
そのため、もし着信音が鳴ったら、まず一瞬、「あれ?俺か?」と焦ります。
それで違う人の携帯だとわかって、ちょっと安心します。
この経験によって、公共の場所で着信音が鳴るのは自分にも起こり得ると「当事者意識」が芽生えると思うのです。
だから、他人の着信音に関しても寛容になるのかなと思いました。
何が言いたいかと言うと、人は当事者意識や、相手の立場を想像できると、寛容になるのだろうな。と思ったと言うことと、Official髭男dismってマジで書きにくいし、君たちのヒゲは毎日剃られて泣いているぞ?と言うことでした。
終わり。
今年はWebサービスに加えてスマホアプリもやっていく
今年はWebサービスだけでなく、スマホアプリをたくさん作ろうと思っています。今回の記事はその理由について書いてみます。
個人開発にアプリを積極的に加えていきたい
去年はとにかくWebサービスを作りまくりました。
それで、いくつか育てていけそうなサービスも出てきてくれました。
今年は去年のサービスで良さそうなのを育てつつ、新しいサービスはスマホアプリも作ろうと思っています。もう少し詳しく説明します。
Webサービスとスマホアプリ
個人開発者のホーリーさんのブログにもありましたが、サービス開発にはまず大まかにWebサービスとスマホアプリの2種類があります。私も全く同じような区別をしてます。
自分の中での個人開発というか、プログラミングは「Webサービス」と「スマホアプリ」に分かれてるんですよ。
まず最初にスマホアプリを選択するか、Webサービスを選択するかで実際に使うプログラミング技術は変わってきます。
加えて、ホーリーさんの記事にはありませんが、自分にはコンテンツ積み上げ型とユーザー投稿型・放置型と言う区別があります。
「コンテンツ積み上げ型」と「ユーザー投稿型・放置型」
サービスには、自分(開発者)がコンテンツを更新・積み上げして行かなくてはならない「コンテンツ積み上げ型」と、作ったら後は基本放置、もしくはユーザーが投稿してくれてそれがコンテンツになる「ユーザー投稿型・放置型」があると思います。
最も典型的な「コンテンツ積み上げ型」はブログですね。これは自分が常に記事を書いてコンテンツを積み上げないといけません。
そして「ユーザー投稿型・放置型」でわかりやすいのは、「〇〇メーカー」とか「〇〇診断」みたいないわゆるユーザー生成コンテンツサービスや、何かの用語辞書だったりです。
「コンテンツ積み上げ型」は更新の手間がかかりますが、筋が良ければ着実に成長させていけます。一方、「ユーザー投稿型・放置型」は、基本放置で良いですが、しっかり流行らないと全くユーザーが訪問してくれないゴーストサービスになります。
そして最近、「コンテンツ積み上げ型」のサービスが自分の手札に増えてきているのでそちらをしっかり成長させるまでは、新しい「コンテンツ積み上げ型」のサービスは作れない、作ってもコンテンツを増やす時間が取れないと言う状態になってきています。
だから、新しくサービスを作るなら「ユーザー投稿型・放置型」を選択したいところなのですが、先ほど書いたように集客が激ムズだと言う問題があり、悩みどころでした。
放置型ならアプリの方が良いのではないか?と言う仮定
それで、どうしようかなぁと思ってたんですが、ホーリーさんのブログに集客に関してはプラットフォームがあるスマホアプリの方が有利と言う話がありました。
アプリストアのレビューに感謝 - ホーリーのプログラミング日記
Webサービスは集客が難しい - ホーリーのプログラミング日記
スマホの方がプラットフォームがある分、ユーザーの目に止まる可能性が高い。App StoreとGooglePlayが集客してくれる。
と言うことは、一度作ってある程度そのままにしておくサービスを作るなら、Webサービスで作るより、アプリで作った方がチャンスが増えるのではないか?と仮定しました。
なら、今年はWebサービスだけではなくて、スマホアプリで放置型(ツール系)のサービスも作ろう!と言う訳です。
と言うことで…。
どうなるかわかりませんが、今のところはこの作戦でやっていこうと思います。
今年も作るぞぉ。
終わり。
プラットフォーム・レボリューション【書評】
「プラットフォーム・レボリューション PLATFORM REVOLUTION 未知の巨大なライバルとの競争に勝つために」を読んだのでその感想です。
結論:実践するには激ムズで自分のレベルでは生かせない
本書はプラットフォームの概念と、実際にプラットフォームで成功するための仕組みを学術的に分析した書籍です。
プラットフォームに対する理解と、プラットフォーム企業の理解をするだけなら本書は素晴らしい良書だと思います。
私も、「なるほど!」と今まで漠然としたプラットフォームに対する理解を深めることができました。
ただ、じゃあ自分がサービスを作る時にどうこの本を生かすのか?と言うレベルになると、全く歯が立たないです。
読んでいて、「どうすりゃ良いんだ…」と絶望を感じました。
プラットフォームは生物のような複雑さがあり、自分にはまるで神になって生命を創造せよと言われている気になりました…。
それでも、プラットフォームを作るのは自分の最終目標なので、いずれこのレベルに到達したいなと強く思いました。
終わり。
個人開発の集客方法に関する知見まとめ
個人開発の集客方法についての知見をまとめました
先日Twitterで以下のような呟きをしました。
みんなで個人開発の集客問題考えましょう。
— かとのぼ (@katonobo1) January 9, 2020
みんなわかってた問題だし、広告は考えすぎることなんてないテーマですし。もしかしたら凄いアイデア出るかも。
すると、みなさん反応してくれて、個人開発の集客方法について意見をいただきました。
Twitterのタイムラインでそのまま流れてしまうのはもったいないのでこちらに残しておきます。
イメージ戦略
これについては私も最近すごく考えていて、日本にはアーリーアダプタと呼ばれる人が少なすぎるのでは?という仮説を考えています
— 入水岬@インフラエンジニア (@Mjusui) January 9, 2020
なので1案として「まだ誰もその価値を知らないサービスをいち早く使いこなすこと」=スマートみたいなイメージ戦略をうまいことやれないかなーと画策しています
集客に参考になる本
DuckDuckGoの開発者のトラクションという本にスタートアップがとれるマーケティン戦略/戦術が網羅的に説明されていてオススメです
— 入水岬@インフラエンジニア (@Mjusui) January 9, 2020
承認欲求とハードルの設定
あえて、最初に登録できる人に条件をつけるのはどうでしょうか?
— YuKiO|Webアーティスト (@oo_forward) January 9, 2020
登録できることに価値をつけることで、ユーザーもサービスに登録することで承認欲求を満たすこともできるかなと。
難問を解読した人のみとかにすれば、拡散されやすいかもしれないなと。
ユーチューバとコラボ
ゆ、ゆーちゅーばーとのコラボ・・・とか
— りんご🍎@エンジニア/個人開発がんばりんご (@ringo_deve) January 9, 2020
集客できているサービスに載せてもらう
すでに集客できているサービスに載せてもらう、が結局確度高いと思うんですよね。
— iotas𓆡創作支援アプリ運営中𓅬 (@tRiaeZ1) January 9, 2020
逆に集客できてもマネタイズできてない個人サービスも多いから、みんなでお金出し合って個人サービスの広告枠共有するとかできないかな。
インフルエンサーとタッグを組む
ジャストアイデアですが個人開発したサービスをインフルエンサーに使ってもらうのが効果ありそうな気がします。
— aiiro@個人開発するSIer (@deepbluesan) January 9, 2020
多くは誰かが使ってるから使うという考えですし。
駆け出しインフルエンサーとマッチングして個人開発の収益何%を還元する形で契約。一緒にメジャーになっていくストーリーはどうですか?
バカゲーで話題性で集客
ありえないレベルのバカゲー作って
— SUGIKAMI@KUMAGAMES (@sugikami1982) January 9, 2020
steam/ios/android/switchに出す
無料プレゼントを活用
ファッション系のEC別でやってるんですけど、あれはインフルエンサー(3000~10万)に商品無料プレゼントするだけで、投稿してもらえる人だけ協力してもらってます。
— たにぐちひろき@背は高いが足は短い (@acmikan43) January 9, 2020
原価と送料のみでいけるのでクソ安いです。普通だったらフォロワー×1.5円とかなんで、めちゃ高くなっちゃいます。
有志を募ってユーチューブチャンネル
アプリを同じ方法で再現できる方法はないかと思ってるのですが、アイデア羅列すると、
— たにぐちひろき@背は高いが足は短い (@acmikan43) January 9, 2020
・個人開発者が有志でユーチューブチャンネル作る。ゲーム紹介とかの。表は違う人とかでも。
・自分がコンテンツなる。
・有料ポイントとか無料で渡す形のDLさせてPR投稿してもらう
Tiktok、早期ユーザーインセンティブ
・Tiktokが一番無名からバズらせやすそう
— たにぐちひろき@背は高いが足は短い (@acmikan43) January 9, 2020
・早くDLした人にインセンティブ(不可逆な感じの)
・チャットアプリとかなら表は別アプリでたくさん出して、裏側は同じにする
・ツイッターとかでニーズありそうなツイートに自動リプするボット作る
とかかなと思うけどほぼまだ実践してない件
皆さんありがとうございました!
集客の前にプロダクトのクオリティはクリアしているか?
さらに議論は発展し、集客の前に段階に関する考察も活発に行われました。
集客問題の前に、クオリティはクリアしているか?と言う問いとその重要性についての記事で必読です。
「IndieHackers」の個人開発の集客に関する記事
また、aiiroさんが海外の個人開発コミニティ「IndieHackers」から、個人開発に関連する記事をまとめて下さりました。
デザインと集客の話を海外の有名な個人開発コミュニティサイトから探して書きました。わりと良い情報が揃ったと思うので、皆さんの個人開発の参考にしてくれると嬉しいです! //
— aiiro@個人開発するSIer (@deepbluesan) January 12, 2020
個人開発で参考になりそうなIndieHackers記事まとめ|aiiro @deepbluesan #note https://t.co/gKwTqDndYH
個人開発で参考になりそうなIndieHackers記事まとめ|aiiro|note
だーすーさんの「持たざる者」の集客方法
マシュマロで有名なだーすーさんが、「持たざる者」の集客方法と言うタイトルで集客方法について記事にされています。すごく参考になります。