無知も強いコンテンツになるのかも
毎日平日7時に更新するブログ。今日のテーマは「無知も強いコンテンツになるのかも」。今朝の漫画は「波よ聞いてくれ」です。
無知こそがパワー?
何も知らないってことが強力なコンテンツになることってありますよね?
例えば昔、おバカキャラの芸能人がクイズ番組で的外れな答えをするのが流行っていました。
多くの人が知っていることを知らないと言うのは、いわゆる天然でハズしている状態な訳です。
最近だと、かまいたちの漫才で「トトロを今まで一度も観たことがない」と言うのが凄い価値がある!と熱弁するネタがありました。あの漫才を観て、確かに知らない状態も一つの価値になるなと感心しました。
例えばですけど、麻雀を全く知らない漫画家に麻雀の漫画とか描いてもらったら面白そうじゃないですか?
要は「見せ方」と言うことになりますが、もし自分が何も知らないなら、焦って情報を追うだけでなく、それはそれで面白いコンテンツを作れるかも?と思うと良いかもしれないなぁと思いました。
今朝の漫画「波よ聞いてくれ」
今朝の漫画は「波よ聞いてくれ」です。
ギャグ漫画?に属すると思うんですが、笑いが大人の不真面目って感じで、ツボに入ると死ぬまで笑い続ける呪いにかかります。
舞台は北海道サッポロ。主人公の鼓田ミナレは酒場で知り合ったラジオ局員にグチまじりに失恋トークを披露する。すると翌日、録音されていたトークがラジオの生放送で流されてしまった。激高したミナレはラジオ局に突撃するも、ディレクターの口車に乗せられアドリブで自身の恋愛観を叫ぶハメに。この縁でラジオ業界から勧誘されるミナレを中心に、個性あふれる面々の人生が激しく動き出す。まさに、波よ聞いてくれ、なのだ!
「銀魂」のツッコミとかが好きな人には合うんじゃないのかなぁ。
この作者の沙村 広明さんは、「無限の住人」と言うそれはもうシリアスでちょっとエグめの漫画が有名で、僕もそれを読んでいたから、この「波よ聞いてくれ」を読んだ時にはギャップに混乱しました。こう言うの描きたかったのか?と思ったりして、そのギャップも面白かったです。
馬鹿笑いと言うよりは、ふっふっふと笑いたい方は是非読んでみてください。