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個人開発とウェブエンジニアとして就職するために必要な技術は全く違う

個人開発がやりたくなる本: クリエイター13人の実録エッセイ

最近、「個人開発で必要な技術」と「エンジニアとして企業に就職するために必要なスキル」が全く異なると思いました。

個人開発とエンジニアとして働くために必要な技術

インターネットで、「個人開発者」と「エンジニア」と「エンジニアになろうとしている初心者」で話題に上がる内容はかなり異なります。

私は個人開発者サイドですが、ウェブエンジニアが身につけるべき技術と言われるもので、自分が知らない知識が頻繁に出てきますし、逆に個人開発で話題になる話がエンジニアではあまり広まらないなどがあります。

個人開発者とウェブエンジニアを比べて、必要な技術や守備範囲を個人的なイメージでいうと、

  • 個人開発:守備範囲が開発、運営、宣伝ととにかく広い。全体的には浅い。
  • エンジニア:守備範囲は設計やコード周り。一つの技術に深い知識。チーム開発に必要なツールの理解、適応能力。

といった感じです。

一番大きな違いは、チームで作るか?個人で作るか?という部分です。

エンジニアのようなチーム開発においては、コード規約、GitやSlack、Dockerの知識は最重要ポイントのようです。

「リーダブルコード」がエンジニアの読むべき本の上位に上がるのは、自分以外のエンジニアにも読みやすいコードを書かないといけないからです。

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一方、個人開発は全て自分で作るので、チーム開発に必要な知識や技術がそこまで重要ではありません。

個人開発では、とにかく完成することが第一なので、最新技術の話題がとても多いです。楽できる、早くできる技術に敏感な印象です。また、意思決定から実際の開発まで自分一人なので新しい技術を取り入れることもチーム開発に比べて圧倒的に簡単です。

個人開発ではFirebase、Vue、Reactなど新しい技術を使っているサービスを良く目にします。

全体的な守備範囲でいえば、個人開発は雑に言ってしまえば全てです。企画、設計、コーディング、保守、マーケティング、宣伝です。全部一人でやるので当たり前です。

一方、ウェブエンジニアは設計やコーディングなど、いわゆるエンジニアの範囲です。自分が使いたいからって新しい技術を取り入れるなんてことは簡単ではないし、チーム開発なので見やすいコードを書いたり、引き継ぎ、コメントなどがしっかりしないといけません。また、案件によって使われる技術が違うのでその技術を身につけたり深い知識が必要です。

ということで、エンジニアを仕事として目指す人と、自分が作りたいものがあって個人開発をしたいという人は身につける技術が変わってくるなぁという話でした。

【お知らせ】

最近個人開発で英語学習用のアプリを作りました。その名も「メモや日記ついでに英語学習」です。

自分が書いたメモや日記がグーグル翻訳で英語に翻訳されて単語帳みたいに一覧になったら自分の文章だし暗記しやすいだろうと思って作りました。

なかなか英語学習だけには時間を裂けない方や、英語学習に挫折した経験があって何かきっかけを探している方は是非試して欲しいと思います。

無料です。

translate.ameneko.com

 

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