プログラミングはレゴの組み立て【作りきる!ウェブサービス】
この記事では、プログラミング初心者向けに、そもそも一般レベルのプログラミングって何をすることなのかを説明しています。
プログラミングのコード=レゴブロック
プログラミングってそもそも何をすることなのでしょうか?
Webサービスを作る時に私たちはコードを書きますが、全ての機能をゼロから作成している訳ではありません。
実は、すでにコンピュータに備わっている機能を利用するためにコードは書かれています。
一番イメージに近いのはレゴブロックです。
レゴブロックは、もう形ができているブロックを組み合わせて遊びますよね。
例えば、レゴで城を作るには、城のカタチをつくるためのブロックを探して正しい形にくっつけます。
これと同じで、一般的なWebサービスをつくる場合は、作りたいWebサービスに必要なブロック(コード)を組み合わせます。そしてその作業のことをプログラミングと呼びます。
コードの機能を覚えるのがプログラミング学習
レゴで遊ぶ人が最初に覚えるべきことは、分割できない単位のレゴブロックの形と機能(どこにくっつけられるか?どのパーツか?)を覚えることです。
これと同じで、プログラミング初心者が最初に覚えるべきことは、コードの最小単位の機能を覚えることです。最小単位の機能とは「足し算」とか「繰り返し」とか「変数」などです。
様々なプログラミングスクールが最初に教えることは、実はこのコードの最小単位の機能です。
レゴブロックの形がもう決まっているのと同じように、この最小単位の機能を使うためのコードの書き方は決められています。そのことを一般的に「文法」とか「構文」とか「メソッド」と呼びます。
この文法は各プログラミング言語によって異なります。
つまり、私たちがプログラミングするというのは、この文法を覚えて、組み合わせて自分オリジナルの作品をつくることなのです。
ちなみに、文法は暗記する必要はなく「こんな機能があるんだ」と知っておくことが大切です。
知っておけばあとでグーグル検索で探すことが可能です。プログラミングでは、「知っていることと自力で探せること」が一番大事なのです。
実はそこまで多くない文法(最小単位の機能)
「変数」「構文」「メソッド」などプログラミングの最小機能のことを言いましたが、実はそこまで種類は多くありません。
シンプルな機能を組み合わせて複雑なWebサービスを作れることがプログラミングの優れた点です。
どうですか?プログラミングをそこまで恐れる必要がないと思いませんか?
実際にプログラミングで挫折する人の多くは文法がわからないのではなく、他の箇所でつまずくパターンが多いのです。それはまた改めて別の記事にします。
最後にこの記事の要点をまとめて終わります。
- Webサービスを作る(プログラミング)とは、コンピュータに備わっている最小単位の機能をコードで呼び出して組み合わせることである
- プログラミング言語には文法があり、形がすでに決まっている
- 文法は暗記するのではなく、知っていることと自力調べられるようにすることが大切
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