モーニングページの効果と実体験
モーニングページの効果
キャメロン・ディアスの「ずっとやりたかったことを、やりなさい」で紹介されているツールに、モーニングページがあります。
モーニング・ページとは何だろう?ひと言で言うなら、三ページほどの手書きの文章であり、意識の流れをありのままに綴ったものだ。
モーニングページのさらに詳しい説明は以下の記事をご覧ください。
モーニングページの効果は以下のようなものがあると言われています。
- 「脳の排泄」。頭の中を掃除する
- 自分のうちに眠る創造性の発見
- その創造性を阻む存在の発見
- 恐怖や否定性、気分を超えた世界に連れて行ってくれる
- 論理脳をいったん停止させ、アーティスト脳を自由にする
- 発展的な変化を引き起こす力を引き起こす
どれも抽象的で一見難しいように見えますが、つまりは否定的で頑固な自分を抑え、本来持つアーティスト的な思考や創造性やその行動を引き起こす力がモーニングページにはあると言うことです。
あなたは、ただ三ページ分文章を埋めるだけの行為に本当にこれだけの効果があると思いますか?
結論を言うと、私は1年以上モーニングページをしていますが、効果はあると断言できます。
特に、自分の行動や考えに否定的な意見を持ちやすい人はぜひモーニングページをやってほしいです。
実際に続けて感じたモーニングページの効果
私がモーニングページの効果を実感したのは、始めて1週間後くらいです。
最初は文章を埋めるのが本当に大変で、モーニングページをずっと続けられるかな?と不安でしたが、1週間たったあたりから突然スラスラ文章が書けるようになりました。
そして、モーニングページを書いた後の爽快感にハマりました。
自分が現在どんなことを心配しているのか発見できたり、気分や精神状態がどうなのかがモーニングページから何となくわかるようになったのと同時に、思考の整理や気持ちの落ち着きを感じることができました。
また、考えも前向きになった気がします。
これは、「ずっとやりたかったことを、やりなさい」で書いたあったモーニングページの効果の通りで、自分の中にも創造性やアーティスト的な側面があることに気づいて驚きました。
なぜモーニングページは効果があるのか
なぜモーニングページに効果があるのかは、本にもスピリチュアルな回答が多く具体的には書かれていませんが、私の考えを書いてみます。
まず、現代人は自分の心と向き合う時間というのが圧倒的に少ないと思います。
朝起きたらすぐに仕事の準備をし、夜まで仕事。
仕事が終わったら疲れて寝る。
この日々のルーティーンには、自分が何を感じたかなど自分の気持ちと真剣に向き合う時間が確保されていません。
それが、モーニングページはしっかりと自分と向き合う行為であるため、自分が気づかないうちに溜め込んでしまった嫌な感情や嫌いな気持ちなどを吐き出す時間を強制的に作ってくれます。
そのため、モーニングページが自分の素直な感情を保護し伸ばしてくれるのだと思います。
また、三ページ近く毎日文章を書いていると、自分の抱える問題点が浮き彫りになり行動を取らざるを得ないようなマインドになります。
どんな人でも、ずっと同じことを文句を書き続けることはできません。「あの時はこうしたらよかった」とか、「こうすれば上手くいく」など、前向きな意見も書きたくなるのです。
モーニングページは忙しく自分の感情に耳を傾ける時間がない現在にこそ必要なツールだと思います。ぜひまだモーニングページを行なっていない人は体験してほしいと思います。