かとのぼのマイコード・マイライフ

個人開発者かとのぼのプログラミングと雑談のブログです。たまに読書と銭湯も

noteから個人のWebサービスへのアクセス数とユーザー登録数についての考察

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noteに投稿した記事に大きな反響がありました

先日、私が作ったサービス「メモや日記ついでに英語学習」について書いたnoteの記事が多くの人に読んでいただきました。読んでいただいたみなさん、ありがとうございます。

<サービスはこちら>

translate.ameneko.com

<noteの記事はこちら>

note.mu

はてなブックマークにも載りました。ホットエントリーまで行きました。

b.hatena.ne.jp

503件のブックマークが付いています。

また、Twitterでの投稿でも多くの反響をいただきました。

 こちらは、「45RT」「141イイネ」です。また、Twitterのインプレッションとエンゲージメントの詳細は以下のようになります。

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今回、実はあえてWebサービスのリンクはnoteにしか貼っていません。

普段の平均アクセス数を除いたアクセス数がnote経由からのアクセスとなるようにしていました。

つまり、Twitterでもはてブでも、まずはnoteの記事へ行き、次にWebサービスに行くと言う導線になっています。

こうすれば、「メモや日記ついでの英語学習」のnoteでの宣伝効果をだいたい把握できると考えたからです。

noteからユーザーへの登録率は1%

アクセス数は載せないですが、noteから入って、実際にWebサービスのユーザー登録までしてもらえる率は1%程度でした。100人が読んだら、実際に1人は使ってくれたと言う計算です。

ちなみに具体的な動きとしては、noteを読んだ人の10%がWebサービスのサイトに訪問してくれ、さらに、そこからユーザー登録をしてくれる方は10%でした。

note(100人)→Webサービストップまで(10人)→ログイン認証完了まで(1人)

と言うことです。

関門があると、だいたい9割は離脱する

実は、サイト訪問→ユーザー登録の割合が10%という数字は、noteの読者以外でも傾向がありました。

Webサービスに訪れた新規訪問者の10%がユーザー登録までしてくれるというのは、「メモや日記ついでに英語学習」においては、ある程度当てにして良い数値のように感じています(もちろん、サービスの性質によってこの辺は変化する)。

また、記事から実際のサービスまで訪問してくれる率が10%と言うのも、他の宣伝方法でもある程度類似した傾向がありました。

つまり、URLの変遷や、ログイン認証など、「面倒だなと」と感じる関門が一つあると、90%は離脱してしまうと思って開発した方が良いように思いました。

関門ごとに大きな離脱を生むという点は、どのサービスでも同じなのではないでしょうか?

となると、宣伝費が企業に劣る個人開発では、かなりシビアに、ユーザーが面倒を感じる関門をなくすことが大事な要素だと思いました。

 Twitter、はてブ、note自体の集客力についての考察 

今回驚いたのは、note自体にかなり強力な集客力があると言うことです。

Twitterの拡散などもあり推測になりますが、今回の記事への集客力の割合は

note5割、はてブ3割、Twitter2割

くらいだと思います。

note自体まだ3記事しか書いたことがなくほとんど無名な状態で、これだけ注目されたのはビックリしました。

 要するに、アフィリエイトやアドセンス狙いの人以外は、noteに記事を書くのが一番効率が良い!と言うサイクルをnoteがうまく作っているのです。

さらに、他のSNSサービスよりアクセス数の持続効果が長いようです。

個人開発者はnoteの活用を検討した方がいい

今回、noteがどんどん強くなっている理由がわかった気がしました。

私もnoteを始めたのは随分遅かったですが、個人開発者は、noteでの投稿も活用した方が良いことがわかりました。

また、noteの性質上、拡散はされても炎上はしにくいので、Webサービスが良い印象で伝わる可能性が高いように思います(以前、はてなで拡散された「キモツイ」と言うサービスでは、自分の意図が伝わらず誤解され炎上しました…悲しい…)

個人開発はゲリラ戦 

個人開発者のHirozさんのnoteに「個人開発者はゲリラ戦」とおっしゃっていたのが印象に残っています。

note.mu

以下、特にグッときた文章の引用です。

良いプロダクトを作るのはもちろん大事ですが、サービスを成長させていくためには、それが良いものだと人に分かってもらい、サービスの趣旨に賛同して貰い、ファンになってもらう必要があります。

そのためには、プログラミングスキルやデザインスキルだけではなく、色んなスキルが必要になりますし、どんなスキルでも武器になります。

サービスをリリースするまでは、プログラミングスキルやデザインスキルの比重が高いですが、、リリースした後はその比重は下がってきます。

プレスリリースやブログで情報発信したり、コンテンツを増やすために関係者に営業をかけたり、イベント企画したり、SNSアカウント運用したり・・・。

個人開発は、ある種のゲリラ戦です。

なので、プログラミングやデザインスキルが人より劣っていても、今自分が持っている経験や知識を活かして、総合力で戦えば人に負けない価値のあるサービスを提供することができます。

 

私も、どんなにカッコ悪くても、あらゆる手を尽くして、自分の作ったサービスを多くの人に使ってもらいたいと思います。

 

終わり。