かとのぼのマイコード・マイライフ

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現代の実業家にフォーカスした面白い伝記本6選【私がオススメしたい海外3本と国内3本】

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ビジネス書の中でも、起業家や実業家について書かれた自伝や伝記が私は大好きです。困難を乗り換えた人々が語る体験談は凄くドラマチックですし、その圧倒的なエネルギーを受けて、自分のモチベーションも上がります。

今回は、私が読んだ伝記や自伝の中で、読んでいて特に面白くて、かつ現代の実業家に絞って6つ紹介したいと思います。海外の実業家3人、国内3人を選びましたので、気に入った本があればぜひ手にとってもらえば嬉しいです。

海外3選 

まずは海外の方から行きましょう!!

ビジネス・フォー・パンクス

ビジネス・フォー・パンクス

パンクIPAという最高に美味しいクラフトビールを創業した若者の話です(私もこのビールが大好きです)。

今でこそ色々なクラフトビールがあり私たちも気軽に飲めますが、以前は、ビール業界は新規での参入が難しいと言われていたそうです。そんな中で二人の男が自分達が求める最高のビールを作りたいと思い創業しました。それが2007年にスコットランドで生まれたブリュードックです。

この本で面白いのは、彼らの型破りのマーケティング戦略です。ゲリラ的な宣伝方法や画期的なビールの製造方法など、とても刺激的な内容となっています。マーケティングに興味がある人はぜひ目を通して欲しい本です。 

イーロン・マスク 未来を創る男

イーロン・マスク 未来を創る男

 みんな大好きなイーロン・マスク。あの映画「アイアンマン」のモデルになったとも言われるだけの男だけあって、発想が規格外ですね。ペイパルを創業し売却。その後は電気自動車業界に革命を起こし、それだけでもすごいのに「スペースX」という宇宙事業まで手がけてしまうとんでもない人です。彼がどんな子供だったかや、ペイパルを創業した時の話などが丁寧に取材されており、イーロン・マスクがどんな人物なのかがわかる本です。イーロンマスクはまだまだこれから凄いことをやってのけるであろう人物ですから、今のうちにこの本を読んでおくと、これからの楽しみが増えると思います。

リッチ 本物の大富豪が教える金持ちになるためのすべて

本物の大富豪が教える金持ちになるためのすべて

この本だけはちょっと今回の趣旨からずれてしまっています。ただ、この中にどうしても入れておきたかった本です。

この本は、世界トップクラスの富豪になった著書がどうやったらお金持ちになれるかということを生々しく書いている本です。ですので、本の内容はお金持ちになる方法や考え方、心構えに割かれています。ただし、その説明の中に散りばめらている著者の体験談がものすごく面白いです。著者の思想が滲み出るエピソードの数々は起業家としての自伝であると言っても差しつかないものだと判断しました。 

日本3選

次は日本のオススメ3選です。日本にも優秀な経営者が沢山おり、しかも伝記や自伝が多く残されているので大変迷いましたが、今回は特に個人的に読みやすくて面白い本を選びました。

すべては一杯のコーヒーから

すべては一杯のコーヒーから (新潮文庫)

 コーヒー屋さんのタリーズを日本に持ち込んだ起業家の自伝です。彼はその後政治家としても活躍されました。

この本をチョイスした理由は、読んでいて純粋に面白い本だからです。物語や文章がとても惹かれました。2005年に出版された本なのでだいぶ昔の本ですが、この本ほどスラスラ読めてどんどん著者に惹かれる伝記はなかなかありません。大学生のような、これからの将来をどう生きようか悩んでいる若い人に特にオススメしたいと思います。

生涯投資家

生涯投資家 (文春e-book)

 村上ファンドの村上世彰氏の自伝です。逮捕の時は大変なニュースになりました。私はその当時はまだ小さく、何かわからないけど悪いやつだ。という印象しかなかったのですが、ここ最近に本書が販売されたので読んでみました。

そしてこの本、物語として凄く面白いです。まずもう幼少の環境が全然普通の人と違います。小さい頃の話からスタートするのですが、父親も変わっていますし、本人も考え方が子供離れしています。そして読んでいて不思議と爽快な気持ちになっていきます。

彼が人を惹きつける人物であることはこの文章を読めば一発でわかると思います。経済の勉強をしている人や、金融機関に勤める人にはぜひ読んでもらいたいと思います。

不格好経営―チームDeNAの挑戦

不格好経営―チームDeNAの挑戦

DeNAの創業者である南場智子さんの自伝です。生粋のストーリーテラーと言った感じで、まるで良くできた水戸黄門のドラマを観ているようです。読んでいると身近にいる優しく明るいおばちゃんって感じで凄くリラックスしてしまいます。そしてその誰の懐にも入れてしまうところが彼女の凄いところです。もともとマッキンゼーでバリバリ働いていたところから、会社を創業し、上場までするストーリーが当時の苦労話と共に語られています。

今回紹介した本の中で一番ハマる人が多い本だと思います。

まとめ

どれも読みやすく、最高に面白い本です。また、この本たちを読めばモチベーションが上がること間違いなしなので、読んで楽しく読んだ後は頑張れるという2度美味しいはずです。