知らないことに出会うのは素晴らしい
最近、自分のオリジナルキャラクターや漫画を描きたいと思って、イラストを描き始めました。
そして、せっかく個人開発をしているのだから思って、イラスト頑張るクラブというサークル的なサービスを作ったのですが、それが自分にとって良い刺激になって継続できています。
30過ぎての消失点
それで、自分は年齢で言うと30過ぎてから、学校の授業以外でほぼ初めて絵の練習を始めた訳ですが、その中で「消失点」と言う知識を得ました。
消失点(しょうしつてん 英:vanishing point)とは遠近法において、実際のものでは平行線になっているものを平行でなく描く際に、その線が交わる点である。理論的にはこの点は無限遠点である。遠近法の種類によって複数の消失点が存在する。
要するに、遠近法で絵を描くときの技術です。
これが衝撃的でした。
こんな凄い技術があるのか…。と。
どうやら絵を描く人には常識のようですが、私は人生で初めて知ったし、しかもあらゆる絵のベースになっていることすら知りませんでした。
こんな偉大な発明を知らずに今まで生きてきたことに驚きました。
三次元を二次元に
びっくりしたのは、色んな絵の練習の本に、「絵は3次元の物を2次元の紙に表現するために、あらゆるテクニックを用いて目を騙す。」みたいなニュアンスで説明が書かれていたことです。
この姿勢、発想が自分になかったので、凄い衝撃でした。
「そうか、絵と言うのは、元々三次元を二次元に落とし込む訳で、そもそも次元が違う対象を変換するのだから、それはあらゆるテクニックを用いて変換するのは当然だよな。」と思ったのです。だから絵はあれだけ色々な表現があるのか。とも思いました。
結局、絵にするとは、何かしらを変換すると言う発想だから、新しい変換方法が評価されたり問題になるのだろうとも思ったのです。
知らないことに出会うのは素晴らしい
久しぶりに凄い衝撃を受けた事件でした。
ただ、自分が知らないことに出会うのは素晴らしいことだなと改めて思いました。
新しいことを始めれば、それだけ、予想にもしてなかった知識や常識が手にはいります。そして、知ったときの感動や衝撃は何歳になっても変わらないように思いました。