かとのぼのマイコード・マイライフ

個人開発者かとのぼのプログラミングと雑談のブログです。たまに読書と銭湯も

0から1ではなく、0.1から1。倒すのは一番身近から

0から1ではなく、0.1から1

先日、面白いラジオ番組がありました。

radiko.jp

パーソナリティは、テレビ東京のプロデューサー佐久間宣行さん。そしてゲストは秋元康さんです。

佐久間さんは「ゴッドタン」などお笑い番組のプロデューサーとして有名な方で、秋元康さんは言わずもがなです。

50分なので是非聞いて欲しいですが、内容は佐久間さんが疑問に思っていることを秋元康さんに質問する部分が多かったです。

その中でも特に凄いなぁと思ったのが、アイドルが売れる過程の話でした。

アイドルのコンセプトは、秋元さんが最初から決めているのではなく、その子たちの雰囲気から出てくると言うことでした。

プロデュースは、0から1にする仕事と言われるけど、そんなことなくて、なんか種がある。0.1から1にする。その人たちにある何かを見つけてそれを伸ばす。とのことです。

アイドルの方向性は「ファンが導いてくれる」とか、凄い勉強になる話が多かったです。

さらに、佐久間さんが、敏腕マネージャーがあるアイドルを人気にしたと言う話を以前した時に、秋元さんが「それは違う。もちろんマネージャーは優秀じゃないといけないけど、アイドルが凄いからマネージャーを本気させた。」と言ったそうです。

この話題になった時に、秋元さんが話していたのは、「倒す(ファンにする)のは一番身近からじゃなくちゃいけない」と言うことでした。

一番近い存在であるマネージャーさんが、本気でそのタレントさんに惚れ込んだから売れた。と。一番近い人から波紋のように伝播しないといけない。

やはり成功する人の哲学は凄いです。ちょっとそこらのネットに転がる成功する方法とかとはレベルが違っていましたし、その凄さがビシビシ伝わるラジオでした。

いやぁ、本当に良いラジオを聴けました。